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秋鮭の南蛮漬け

秋鮭の南蛮漬け

材料 (2人分)

生鮭
2切れ
薄力粉※片栗粉でもOK
小さじ2
さつまいも
100g
玉ねぎ
100g
ピーマン
30g
にんじん
30g
サラダ油
小さじ2
手造りひろたのぽんず
50ml

作り方

  1. 01

    鮭はペーパータオルで水分を取り、薄力粉☆をまぶす。さつまいもは7~8ミリの輪切りにして水にさらす。玉ねぎは薄切り、ピーマン、にんじんはせん切りにする。

  2. 02

    ①のピーマン、にんじんは電子レンジ500w1分加熱する。

  3. 03

    バットに玉ねぎ、②のピーマン、にんじんを広げて入れておく。

  4. 04

    フライパンに油を入れて熱し、鮭(皮面から)、さつまいもを入れて両面焼く。

  5. 05

    焼けた鮭、さつまいもを③の中に入れて上からぽんずを回しかける。落としラップをして味をなじませる(※時々返しながら)

1食あたりの栄養成分

  • タンパク質

    20.3g

  • 脂質

    7.5g

  • 炭水化物

    25.1g

  • 野菜量

    80.0g

  • 食塩相当量

    1.6g

小林雅代
管理栄養士小林雅代

秋が旬の鮭、さつまいも、そして手造りひろたのぽんずを使いました。

秋の味覚と呼ばれる食材がたくさん出回っている季節ですね。今年の夏は酷暑が続き食欲が減退した方も多かったのではないでしょうか。旬のものをいただき、からだが喜ぶ食事をしましょう。
そこで、今回ご紹介するメニューは『秋鮭の南蛮漬け』です。秋が旬の鮭、さつまいも、そして手造りひろたのぽんずを使いました。このぽんず1本で漬け汁を合わせる手間が省けてすだちの味わいを存分に楽しめ、酸味が食欲をそそります。それでは調理のポイントをいくつかお伝えします。
鮭には塩こしょうせずに薄力粉をまぶします。これは、ぽんずの風味をより活かすためのひと工夫です。ビニール袋の中に粉と鮭、空気を少し入れて袋の口を閉じ、シャカシャカ振るとまんべんなく粉をつけることが出来ます。フライパンで鮭を焼くときは皮面から焼き、パリッとさせると皮まで美味しくいただけます。さつまいもは皮付きのまま使いましょう。にんじん、ピーマンは軽く電子レンジ加熱することで食べやすくなります。バットのような広めの器に野菜を敷いておき、焼けた鮭とさつまいもをのせて上から手造りひろたのぽんずをまわしかけてラップを食材に密着(落としラップ)させることでぽんずが全体にいきわたりやすくなります。(途中で混ぜてください。)
さらにボリュームを出したい時にはきのこを使うことをお勧めします。
さて、主な栄養と効能についてです。
鮭には良質のたんぱく質が含まれています。さらに鮭の赤い色素であるアスタキサンチン、ビタミンE、さつまいもやぽんずのすだちにも含まれるビタミンCは抗酸化作用があると言われています。
(ちなみにさつまいもに含まれるビタミンCは、でんぷんにコーティングされているため
加熱しても壊れにくいです。)
私たちはエネルギーを作り出すために体内に酸素を取り込みます。その過程で一部の酸素が活性酸素に変わり、増えすぎると細胞などを傷つけてしまいます。そこで抗酸化作用を持つもの摂り入れることで、活性酸素の働きを抑え、老化のスピードを遅らせることが出来ます。日常生活においてはストレスをためない、軽く運動をすることなどもお勧めします。
他に鮭にはDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)という必須脂肪酸
が含まれ、脳の活性化、動脈硬化予防などがあります。
また、骨の吸収をよくするビタミンD、さつまいもに含まれる食物繊維は腸内環境を整えます。
ビタミンB群も含まれており、エネルギー代謝がスムーズに行われます。
たくさんの効能が期待できる今回のレシピ、
食べることに喜びを感じ、楽しくいただくことで心の栄養にもつながります。
心もからだも健康に
食卓に手造りひろたのぽんずを!!

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